上の段に長靴を入れたい!

どうもこんにちは。知的障害児2人を育てる父親の鈴木さんです。

昨日の朝、ちょっとした出来事がありました。

長男Y君(5歳5か月)と次男E君(3歳8か月)。E君の方がより重めの知的障害があり、さーて今日は登園途中でどんな試練があるかな?といつものように気を引き締めていたのですが。

なんと、大きな問題なく2人を園幼稚園の入口まで連れていけました。(E君、小さいモヤっとは沢山ありましたが、どれもすぐ気持ちを切り替えてくれました)

家を出るときもドアの開閉にそこまで固執せず。車に乗る時も、降りるときも、今日は雨でしたが長靴を履くときも、その他諸々の「E君こだわりポイント」を奇跡的にクリアし、さぁ今日は完璧だ!やった!こんなに時間をかけずに登園できるなんていつぶりだ!?と感動していた次の瞬間。

目の前には下駄箱。

今日は月曜日なので上の段(上靴)と下の段(外靴)はどちらも空っぽ。先週末持ち帰って洗った上靴がバッグの中に。

例えばこれが火曜日であれば、上靴が上の段にあるので、まぁ視覚的に分かりやすくて「じゃあ外靴は下の段」ってなったんでしょうけど。

E君、何故かこう思ってしまったようです。

外靴を…

上の段に入れたい(`・ω・´)キリッ

しかし、今日は長靴。高さがあるので上の段に入らない!!

発達障害界隈(なんだそれ)ではあるあるだと思うのですが、「これをしたい!」を満足できないと1ミリも次の行動へ進めないんですよね。思考が目の前のことでいっぱいになってしまう。定型発達の子でも少なからずあると思いますが、E君のそれはレベルが違う。

とにかく長靴を上の段に入れたい。もちろん、「長靴は下の段に入れるんだよ」なんて言っても、その文章自体まだ理解できないし、そもそも『ウワーッ!!』ってなってるので聞くわけがない(文字通り、耳に入っていない)。長靴を少し曲げて上の段に入れてみるけど、これもダメ。曲がるのが気に入らない。長靴がきちんとまっすぐの状態で入れたい。しかし入らない。

泣き叫び、暴れるE君。

私も頭をフル回転させ、なんとかE君の気持ちに寄り添ってこの難題を乗り越えようと、あの手この手を試しましたが上手くいかず。他のお子さんたちが次々と外靴を入れてクラスへ向かう中、15分ほどが経過し、E君の叫び声を聞いた担当クラスの先生が駆け付ける。

先生に簡単に状況を説明し、協力してくれたけどやっぱり上手くいかず。

このままでは埒があかない、ここはクラスへ強制連行か…?と一瞬考えましたが。先生に迷惑をかけてしまうのは百も承知してますが、できるだけE君に納得してもらって次の行動にうつってほしい(外靴を片付けて上靴を履く、をやってほしい)

と、ここでひとつの仮定が思い浮かぶ。

ん?もしかしてE君、今は「上の段に入れたい気持ち」より「長靴を入れると曲がるのがイヤな気持ち」の方が強いのでは?よし、ここは試しに…

「E君、下駄箱の一番上に長靴置いてみる?」(この文章はE君まだ理解できませんが、「長靴」という単語と、抱っこして下駄箱の上を見せることで伝えてます)

すると、あっさり泣き止み、長靴を置き、上靴を履いてくれました。

私も先生もホッと胸を撫でおろし、クラスへ向かうことができました。

いやー…

一時はどうしようかと思いましたが。なんとかなってよかった…。いやホント、こういったイレギュラーの対応って正解が無いんですよね。正直、仕事のときより頭使います(笑

そして改めて思ったのが。こんなE君にきちんと向き合ってくれる先生が幼稚園にいるということの、なんとありがたいことか。私は本当にラッキーです。先生ガチャはSランク引けてます…ホント感謝。来年も、その先も、良き先生に当たるといいなぁ(切実

あ、ちなみに。

この日の降園時、下駄箱にて。「上の段に長靴を入れる」というミッションが未達成だったことを思い出したE君…

園にE君の泣き叫ぶ声が響き渡りました(笑

朝と同じように先生が駆け付けてくれまして。

先生の提案により、無理やり長靴を上の段に入れて(できるだけ曲がらないように、うまいこと縦になるように、長靴を縦に潰して入れて)納得しました。

結局最後は力技でした。

てか、長靴をあんな風に絶妙に入れられる先生すごすぎです。改めて、感謝…!!

うーーーん。

次の雨の日は、長靴ではなく普通の靴にするか…?しかし、また長靴で検証してみることでE君の成長に役立つ情報が増えるかも…?

長靴を避けるか否か。こんな悩みを持つ日がくるとは(笑

色々な経験をさせてくれて、ありがとうE君!でも泣き叫ぶのはせめて1分くらいにしてくれっ!!

以上、月曜日のちょっとしたエピソードでした。

ではまた次回~ノシ

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